3
健志が自宅に帰ったのは午前3時過ぎ。タクシーでの帰宅だった。
深夜のマンションに、健志の靴音が僅かに響く。
6階にある自宅に到着し、音を立てないように気を配り鍵を開ける。
リビングに行き明かりをつけると、寝室から紗枝がすぐに出てきた。
健志のことを気にして、浅い眠りだったに違いない。
「お帰りなさい。お腹空いてない?」
「ごめん、起こしちゃったね。ちゃんと食べてきたから大丈夫。心配しなくていいから早く休んで」
優しく詫びる健志に紗枝は何か言いたげな様子だったが、素直に寝室へ戻って行った。
健志は小さな溜息をつき、冷蔵庫からビールを取り出す。
リビングのソファーに深々と座り、一気にビールを飲み干し、背凭れに頭を預ける。
睡魔と疲労からくる気だるさを感じる中、先ほどまでの出来事を思い出していた。
「明日……いや、もう今日か。会社休もう……」
今まで少々の熱があっても、会社を休むことなど一度もなかったが、今の気持ちのまま紗枝と話し合うための時間が欲しかった。
缶ビール一本で軽い酔いを感じ、そのまま吸い込まれるように眠りについた。
朝、肩を揺すられて目を覚ます。
「あなた、起きて」
「あ……もう朝か」
健志の体には毛布が掛けられていた。風邪をひかないようにと、沙枝が気を遣ってくれたことを知る。
「ありがとう」
礼を言い、体を起こして、いつもの習慣でテレビをつける。
テレビの隅に表示される時刻は6時だった。いつものように時計としての役割を果たしている。
沙枝は、いつもなら6時半に起こしているが、今日は健志が風呂に入っていないことを計算に入れて、30分早く起こしたのだろう。
キッチンでは、エプロン姿の紗枝が手早く朝食の用意をする毎朝の風景。
健志はソファーに座ったまま、しばらく紗枝のことを目で追っていた。
その視線に気がついた紗枝が声をかける。
「どうしたの?シャワー浴びるんでしょう?」
「うん」
「早くしないと会社に間に合わなくなっちゃうわ」
「今日は会社は休むよ。後で電話する」
「え?」
「君に話があるんだ」
いつもと様子の違う健志に、紗枝もちょっぴり戸惑っている。
と、その時、テレビから芸能関係のニュースを伝えるアナウンサーのコメントが流れ出した。
興奮気味に、大物カップルの破局を報じている。
『おしどり夫婦と呼ばれていた戸田勝、朝霞麗子夫婦の突然の破局!』
有名な芸能人夫婦の離婚のビッグニュース。
健志は範子に『芸能ニュースを見て』と言われていたこともあって、反射的にテレビ画面に目を向け、途端に釘付けになる。
いつもなら事件や事故、政治関係のニュース以外、まったく関心を持たない健志なので、紗枝は訝しげに声をかける。
「どうしたの?」
「……なあ、あの人誰だ?」
健志はブラウン管に映る女性を指差す。どうやら離婚カップルの奥方らしい。
紗枝は健志の傍に行き、テレビを確認する。その女性が過去出演したドラマや、二人の結婚時の記者会見などの画像が流れていた。
「誰って……」
紗枝はちょっとビックリしたように目を見開き、苦笑いする。
「いくら芸能人に興味ないって言っても、彼女ほど有名な女優を知らないなんて、あなたは貴重な存在ね」
「女優? 女優なのか?」
「ええ。さっきからアナウンサーが言っているでしょう。朝霞麗子よ」
ニュースとして報じている以上、健志にだって内容は充分わかるのだが、確認せずにはいられなかった。
朝霞麗子は、まぎれもなく昨晩出会った河合範子だったからだ。
瓜二つの別人の可能性も考え、
「朝霞麗子って芸名?本名知ってる?」と畳み込むように紗枝に質問する。
「確か本名は河合……何とかだと思うけど……」
<別人じゃない。彼女、芸能人だったんだ……>
健志は、範子が別れ際に言っていたことの意味を、ようやく知ることが出来た。
「とても仲の良い夫婦だと思っていたのにね。噂では戸田勝の方からの、一方的な離婚の申し入れらしいわね」
紗枝がそれほど感情を込めずに言ったが、健志はブラウン管の向こうにいる範子を自分と重ねていた。
二人の馴れ初めの話や、仲良く映っている写真が、次々と映し出される。
お互いの仕事の多忙さが、すれ違いを生じ修復出来ないところまできてしまった、と報道している。
しかし、範子の夫への愛情は変わっていないのではないか、と健志は思った。
『どんな場所からだって、どんな人からだって飛び立てる』
<あれは彼女が、彼女自身に言っていた言葉でもあるんだ……>
範子が昨晩、何で健志に声をかけたのか、わかったような気がした。
紗枝が言った通り、彼女を知らない人間に会えることなど稀なんだろう。
彼女は妻と言う肩書きも、女優と言う肩書きも忘れて、誰にも気兼ねせず自分の気持ちと向き合いたかったんじゃないだろうか?
<だからこそ、僕と話をしてみたくなったんじゃないだろうか……>
早朝の番組だけあって、記者会見は午後からのようだ。
離婚報告は、夫婦別々にファックスで各局に送られたと告げていた。
範子のファックスに書かれた最後の一文が、彼女の本心を表しているように思える。
『本当はもう少しだけ夢見ていたかったんですが、私たちは別々の道を歩むことに決めました。お互い頑張りたいと思っています』
ファックスの内容に、コメンテーターがあれこれと推測し感想を述べているが、たぶん、範子の心情を誰よりも理解していたのは健志だろう。
範子はきっと、愛しているからこそ飛び立って、別の道を探し始める決意をしたのだろうと思う。
健志は声を立てて笑った。
<僕も凄い秘密を持ったもんだな>
笑い声なのに、紗枝には少しだけ寂しげに聞こえる。
健志はひとしきり笑い、キョトンとしている紗枝に言った。
「紗枝。僕は君のことが大切だ」
「健志……?」
「だからこそ、君はここにいちゃいけないと思うんだ」
「何が言いたいのかわからないわ」
健志は、穏やかに言った。
「彼がこの前、僕に会いに来たよ」
紗枝の表情が一瞬強張る。
そして、小さな溜息をつく。健志が考えていることの全てを悟ったようで、何かを訊ねたりとか、弁解することもなかった。
紗枝の様子は、言葉がなくても心情を伝えるには充分なものを感じる。
<紗枝も限界だったのかな……>
健志は出来るだけ明るく言おうと自分に言い聞かせ、口を開く。
「彼への気持ち、本気なら……良いよ」
本気で彼を想っているならば、彼の許へ行って欲しい、と言う気持ちを込めていた。
「気持ちを偽って頑張っていても、苦しくなるだけだよ」
紗枝は今にも泣きそうな顔になり、ぎこちなく笑う。
瞳が涙で潤む。
「……私、あなたに見放されたの?」
「違うよ。最初に言ったよね? 僕は君のことを大切に思っているって。だからこそ、僕に縛られて欲しくないんだ」
「何でそんなこと言うの?」
「その理由は君が一番良くわかっているよね?」
紗枝は言葉をつまらせ、代わりに涙が頬を伝う。
その涙を見て、健志はホッとしたように顔を緩める。
たとえ泣き顔でも、ようやく見られた紗枝の素直な姿だ。
「彼に会っておいで」
健志の言葉に、紗枝は首を横に振り抵抗する。
「難しく考えることなんてない。会って、素直な気持ちに従えば良い。それだけだよ」
紗枝は恐る恐る顔を上げる。
誰にとっても、慣れ親しんだ場所から飛び立つことは、とても怖いことなのかもしれない。
けれど、いったん飛び立ってしまえば、新たな世界が迎えてくれる。
『……あなたはもっと自由になれますわ。自分を信じて下さいね』
昨晩の範子の声が、健志の背中を後押してくれる。
「僕は君を愛している。だからこそ、君が想うがままに愛する人を大切にして欲しいんだ」
紗枝は泣き顔のまま笑顔になる。
笑顔でいたい、でも涙も止められず、お天気雨のような顔で微笑む紗枝が、健志には愛しくてたまらなかった。
「私、今までちゃんとあなたと向かい合ってこなかったね。ごめんね」
「それは僕も同じだよ」
「あなたに好きだと言われたとき、本当に嬉しかったのよ……」
「うん。ちゃんとわかってる」
「あの時あなたがいなければ、幸せになりたなんて気持ち、きっと湧いてこなかった」
「うん……」
意味のない出会いも、意味のない時間もないのだと思う。
紗枝と健志がこれまで積み重ねてきた時間も、きっと幸せな未来のために必要なことだった。
紗枝は、小さく深呼吸し、
「彼に会って、ちゃんと自分の気持ちに決着をつけてくるわ」と言った。
紗枝は、心の中に住み続ける男と健志との現実、どちらにもきちんと向き合い、未来への答えを出そうと決意した。
健志は、緊張気味の紗枝に、範子から言われた言葉を贈る。
「君はもっと自由になれる。自分を信じて……」
健志の優しい声音と笑顔に、紗枝はハッとしたように目を見開いた。
自分より、相手を想う気持ちを持てることは、とても幸せなことだ。
その恋が実ることのないものだったとしても、誰かを想い、思い切り笑ったり泣いたり出来るのは、とても幸せなことだと思う。
愛する人と出逢えたことの、確かな証拠なのだから。
そう実感できた健志の、このときの笑顔は、澄んだ青空のようだった。
次の日の昼下がり、紗枝は懐かしい場所に来ていた。
男とよく待ち合わせをした小さな珈琲専門店。こじんまりとしたドアを開けると、昔と同じ風景が飛び込んでくる。
物静かな女主人がカウンターで微笑み、
「いらっしゃいませ」と声をかけてくれる。
そして、昔と同じように一番奥のテーブル席で座っている男と目が合う。
「紗枝」
男は嬉しそうに笑い、紗枝の名を呼んで手を振る。
紗枝は、男と再会したとき自分がどんな表情になるのか、直前までわからずにいたが、気負うこともなく自然に笑顔になった。
落ち着いた足取りで席まで行き、静かに座る。
「お久しぶりです」
「うん。最後に会ってから7年ぶり……かな」
「また会える日が来るなんてね」
「君が会おうと連絡をくれたときは、嬉しくてガッツポーズをしてしまったよ」
男は実際にポーズを取って笑った。紗枝もつられて笑う。穏やかな再会になった。
紗枝が注文したブレンド珈琲が運ばれてきて、再会の間はひとまず中断した。
男は、ふいに笑顔を消し、済まなそうに目を伏せる。
「君の生活を脅かすような真似をして、すまないと思っている。けれど、どうしてももう一度君とやりなおすチャンスが欲しかったんだ」
男は熱意のこもった眼差しを紗枝に向け、紗枝の知らない空白の7年間を語りだす。
紗枝は男のことを眩しく感じる。昔より逞しくなった容姿、昔と変わらずの優しさと、新たに加わった力強さ。
大好きだった瞳。大好きだった声。大好きだった仕草。そして、自信と希望に満ちた笑顔。ずっと想い続けてきた幻が、更に魅力的になって目の前にある。
男はひとしきり話し終えると、完全に紗枝を聞き役にしてしまっていた自分に気がついた。
「ごめん。僕のことばかり話してしまって」
少し照れたように笑う。紗枝は首を振って微笑む。
「なんだか不思議な気がして」
「不思議って?」
「ずっと会っていなかったのに、全然時間のギャップを感じないの」
「それって……良い方に解釈して良いのかな? 昔のような関係に戻れるってこと?」
男の期待に、紗枝はすぐには答えずに、珈琲を一口飲んで静かにカップをソーサーに置く。
「あなたは、風化せずにずっと私の心を染めてきたわ。そして、今も昔と同じように、ううん、それ以上にあなたのことを素敵だなって思うの。でもね……」
紗枝は、心の底から湧いてくる気持ちのままを言葉にしていく。
「私ね……こんな気持ちになるなんて、自分でもわからなかった」
「紗枝?」
「あなたに会ってみて、初めて気がついたの」
男の魅力は何一つ失われていない。時間の空白に負けることなく、昔と同じように話せるのに、たった一つだけ、しかも、今この瞬間に紗枝の心の中に生まれた違いがあった。
昔と変わらないはずなのに、違いを感じることを不思議に思うが、その正体も心の中ですぐに形になっていく。
「私……今ね、好きな人がいるみたい……」
たった今気がついたって感じで、急に落ち着きをなくす紗枝。
男は、紗枝の言う『好きな人』が、どうやら自分ではないことを察し、ほんの一瞬落胆の色を見せるが、すぐに気を取り直したように微笑む。
「それは誰なんだい?」
「……5年も一緒にいたのに、こんなにドキドキしたの初めてなのよ。5年間、毎日傍にいたのに、今すぐにでも逢いたいって思うの……こんなこと初めてなのよ」
出来立てほやほやの恋を前に、戸惑う少女のようだった。
紗枝の心の中いっぱいに、健志への想いが広がる。
「どうしよう……私」
感情が高鳴り、紗枝の瞳から涙が零れる。
昨日健志が見せた一面に、どうしようもなく惹かれていた。共に暮らしてきた相手なのに、初めて出逢った相手に恋をしたような、不思議な気持ちだった。
これまで、いったい健志の何を見てきたのだろう、何を話してきたのだろう。昨日までの自分を悔やんでしまうほど、健志のことを知りたいと思う。
健志が何に喜び、何に悲しむのか、一つ知るたびに、少しずつ傍に近づけるような、幸せな追求心に駆られてしまう。
こんな気持ちになることなど、もうないと思っていたのに、溢れ出す愛しさと、情熱のパワー。
心のまま、健志に愛してるって叫びたい。
ここまで言われれば、男も誰のことを言っているのか理解した。
男は肩を竦め、ちょっと茶化したように笑う。
「なんだか、まるで一目惚れした中学生みたいだぞ」
紗枝は涙を拭い、クスリと笑みを洩らす。今の自分の気持ちを表すのに、まさに男の言った言葉がピッタリだからだ。
「笑っちゃうでしょう? ずっと夫婦でいたのに、今さら夫に一目惚れだなんて……」
涙ぐみながら照れ笑いをする紗枝に、男は観念したように目を伏せて、僅かに首を横に振る。
「いや、正直羨ましくてしかたないよ」
そして、腕組みをして、ちょっと大袈裟に嘆く。
「電話で君と話したときは、僕にも充分チャンスはあると思ったんだけどなぁ。もし、紗枝が彼に対して責任感や時間に見合うだけの情に拘っているのなら、そんなものには負けないって意気込みだったんだ」
男は両手を肩の辺りまで上げて、降参ってポーズを取る。
「でも、たった今走り出した恋で、しかも相思相愛の君たちに、とてもじゃないけど太刀打ちなんて出来ないよ」
男は伝票を手にし、席を立つ。
「馬に蹴られる前に僕は退散するよ。見事に振られちゃったけど、逢えて嬉しかった。ありがとう」
紗枝も席を立ち、感謝の意を込めて微笑む。
「私も、もう一度あなたと逢えて良かったって思う。ありがとう」
男が爽やかな笑みを残し去って行ったとき、かつて紗枝の心の中を占めていた存在が、確かに過去のものとなっていくのを実感した。
午後5時30分。終業ベルが鳴る。
健志はいつも以上のペースで仕事をこなし、今夜は早く帰ろうとしていた。
紗枝が彼と会って、どういう結果を出したのか、きちんと話を聞きたかったからだ。
どんな答えでも、受け入れる覚悟は出来ていた。
早々に片付けをする健志に、外回りから帰ったばかりの同僚が声をかける。
「竹井。お前の奥さんが玄関ホールにいるぞ。早く行ってやれ」
ちょっと冷やかしているような素振りだ。
紗枝もこの会社で働いていたので、知り合いは多い。この同僚は昔紗枝の仕事仲間でもあった。
「え? 何で?」
健志は思わず聞き返してしまう。まさか紗枝が会社に来るとは予想外だった。
「何でって、待ち合わせてんだろう? これからデートじゃないのか? 外で豪華なディナーとか、パーティーにでも行く約束でもしてるんだろ?」
「いや、今日は早く帰るって言ってきたけど……」
ただの外食ではなく、豪華ディナーとかパーティーとか、どっからそういった発想が出てくるのかわからず、健志はひたすら頭に ? マークを載せている。
「だって、奥さん大きな花束抱えてるぜ? 『誰かにプレゼント?』って聞いたら、お前にだってさ。今日は何か記念日なのか?」
「大きな花束?」
「ああ。両手で抱えなきゃ持てないくらいの豪華なやつ」
同僚が身振り手振りで、どれくらい立派な花束なのかを説明する。
すると、今度は女性社員がフロアに来て、訝しげな顔で健志に近寄る。紗枝の同期だった女性だ。
「竹井さん」
今度は何なんだ?と少々身構える。
「紗枝が玄関ホールで待ってるわよ。早く行ってあげて」
同僚と同じことを言う。どうやら女性も紗枝を見かけて、話をしてきた様子だった。
「今聞いたけど……」
健志の歯切れの悪い反応を見て、女性は少し躊躇った後、周りの人間に聞こえないように耳元で訊ねる。
「竹井さんと紗枝、何かあったの?」
「え?」
状況が状況だけに、健志はドキリとする。
「紗枝ってば、えらく緊張気味に、今夜あなたにプロポーズするなんて、わけわからないこと言ってんのよ」
「プロポーズ……?」
「夫婦なのに今さらプロポーズしてどうするわけ?」
しきりに首を傾げる女性の疑問には答えずに、健志の脳裏にはひたすら『プロポーズ』の文字がグルグルと回っていた。
そして、文字が何十周かした後、唐突に気がつく。
<紗枝が僕にプロポーズ!?>
夫婦間でのプロポーズ。はたから見れば不可解な行為のように思えるが、今の健志と紗枝にとっては重要な意味がある。
あまりに予想とかけ離れていた展開に、いまだ思考がついていかないが、とにかく健志は走り出した。
「お先に失礼します!!」
「おーい! 竹井、鞄忘れてるぞー!」
同僚の声も耳に入らず、フロアを飛び出てエレベーターホールに向う。
健志のいるフロアは8階で、4つあるエレベーターはどれも8階からは離れていた。終業時刻から間もないので、各階に停まっている様子で、8階に来るまでにはかなり時間がかかりそうだ。
健志は居ても立っても居られない様子で階段を駆け下りる。
健志を待っている紗枝は、玄関ロビーで思いっきり緊張しきって立っていた。
「あなたのことを愛しています。これからも私と一緒に生きていって下さい」
小さな声でプロポーズの言葉を、何度も何度も練習する。
沙枝の一世一代の告白だ。花束を抱える手に、緊張で力が入る。
END 2004.3.7